玄米を買ってきて、いざ炊こうとしたときに手が止まる方は多いはずです。白米と同じようにボウルの中でシャカシャカ研いでいいのか。ぬかの色が出なくなるまで水を替えるべきなのか。それとも、さっと流すだけでいいのか。袋の裏にも詳しくは書かれていないことが多く、なんとなく白米と同じ手つきで研いでいる方もいるかもしれません。
結論から言うと、玄米は研ぐというより洗うお米です。炊飯器メーカーのパナソニックや三菱電機の案内でも、玄米は流水でさっと洗い、軽くもみ洗いする、あるいは軽く洗ってゴミやもみがらを取り除くと書かれていて、白米のように表面を磨く動作は求められていません。むしろ玄米の炊き上がりを左右するのは、洗い方の後に続く浸水と水加減です。玄米は白米に比べて水を吸いにくいため、ここを外すと芯が残ったり、パサついたりしやすくなります。
この記事では、玄米を研がずに洗う理由をお米のつくりから説明し、洗い方の手順と力加減、浸水時間の目安、玄米用目盛りでの水加減、炊飯器の玄米コースの役割まで、メーカーの取扱説明書や公式コラムの記載をもとに順番に整理します。炊き上がりが硬いときの見直し方や、生活スタイル別の段取りも紹介します。
・玄米を白米のように研がず、流水でさっと洗うのが基本とされる理由
・もみ洗いの力加減と、強くこすると粒が割れてしまう仕組み
・浸水は最低2~3時間、冬は5~6時間以上が目安とされる理由と、夏に冷蔵庫で浸水する意味
・水加減は玄米用目盛りで決まる理由と、硬い・芯が残るときの見直し方
玄米の研ぎ方は研ぐより洗うが基本|白米と同じ手つきをしない理由

メーカーの案内は研ぐではなく洗うと書いている
まず押さえておきたいのは、炊飯器メーカーが玄米について使っている言葉です。白米の炊き方では研ぐという表現がよく使われますが、玄米については洗うという書き方が中心になっています。パナソニックの公式コラムでは玄米の炊き方の解説の中で「ポイントは流水でさっと洗い、もみ洗いすることです。」と案内されています。
三菱電機の炊飯器の取扱説明書に載っている玄米のレシピでも、手順は取扱説明書のレシピのとおり「玄米は軽く洗い、ゴミやもみがらを取り除く。」となっています。どちらも、お米の表面をこすって何かを落とす動作ではなく、汚れやもみがらを水で流す動作として書かれているのがわかります。
白米の感覚で台所に立つと、つい手のひらで押しつけるように研いでしまいがちです。ところが玄米で同じことをしても、白米のように研ぎ汁が白く濁って澄んでいく、という変化はあまり起きません。濁りが取れないからと何度も力を入れてこすり続けるのは、玄米にとっては目的がずれた作業です。
玄米を扱うときは、頭の中で研ぐという言葉を洗うに置き換えてみてください。それだけで、力の入れ方も水を替える回数も自然と控えめになります。手元の炊飯器の取扱説明書に玄米の項目があれば、そこに書かれている洗い方をいちど読んでおくと迷いが減ります。
玄米はぬか層が残ったお米だから削る必要がない
なぜ白米と扱いが違うのかは、玄米と精米の定義を見ると理屈がつながります。消費者庁の資料では、玄米は玄米及び精米の表示に関する資料で「もみから、もみ殻を取り除いて調製したものをいう。」と定義されています。一方の精米は、玄米のぬか層の全部または一部を取り除いて精白したもの、とされています。
つまり玄米は、もみ殻だけを外し、ぬか層をまとったままのお米です。白米を研ぐのは、精米で落としきれずに表面に残ったぬかを水で洗い流し、炊き上がりのにおいや濁りを抑えるためと説明されることが多い作業です。ぬか層そのものが残っている玄米では、表面のぬかを落とすという発想自体が当てはまりません。
やりがちなのは、玄米を白米に近づけようとして強く研いでしまうことです。ぬか層は手で研いだくらいでは均一に取れず、粒の表面がまだらに傷ついたり、割れた粒が混ざったりする結果になりやすくなります。ぬか層を減らした状態で食べたいなら、研ぎで何とかするのではなく、精米の度合いを選ぶほうが筋が通っています。
玄米を洗う目的は、表面についたほこりやゴミ、選別しきれなかったもみがらを取り除くことです。目的がはっきりすれば、力を入れる必要がないことも腑に落ちるはずです。なお、ここで紹介した定義は消費者庁の資料による文言で、袋の表示を見るときの目安として覚えておくと便利です。
玄米=もみから、もみ殻を取り除いて調製したもの。精米=玄米のぬか層の全部または一部を取り除いて精白したもの(いずれも消費者庁の資料による定義)。ぬか層をどこまで残すかで、玄米・分づき米・白米と呼び分けられます。
白米の研ぎ方をそのまま当てはめると何が起きるか
白米と同じ手つきで玄米を研いだときに起きやすいのは、粒が割れることです。パナソニックの公式コラムでも、玄米のもみ洗いについて「手の力が強いと玄米が割れてしまうので、適度な力加減で行うことがポイントです。」と注意されています。
割れた粒は、断面から水を吸う速さがほかの粒と変わってきます。炊き上がったときに、割れた粒だけがやわらかく崩れ、まわりの粒は硬いまま、という食感のばらつきにつながりやすくなります。玄米は白米より水を吸いにくいお米なので、ただでさえ粒ごとの吸水の差が出やすく、そこに割れ粒が混ざると炊きムラが目立ってしまいます。
台所でありがちなのは、ボウルの底に玄米を押しつけて、白米と同じリズムで何十回もかき混ぜてしまうケースです。手のひらに硬い粒の感触があるので、つい力が入りやすいのも玄米の特徴です。また、泡立て器のような道具で勢いよく混ぜるのも、粒同士がぶつかって割れの原因になります。
コツは、白米を研ぐときの半分以下の力を意識することです。指先でやさしく転がす程度で十分で、粒同士をこすり合わせる必要はありません。洗い終わったあとにザルに上げた玄米を眺めて、割れた粒が目立つようなら次回は力を弱めてみてください。
流水でさっと洗うだけでいい?もみ洗いの手順と力加減
まずは流水でさっと汚れともみがらを流す
玄米の洗い方の第一歩は、水でさっと汚れを流すことです。パナソニックの案内では流水でさっと洗う、三菱電機のレシピでは軽く洗ってゴミやもみがらを取り除く、と書かれています。どちらも、最初の段階は時間をかけずに済ませるのが基本と読み取れます。
最初の水を手早く流すのには理由があります。お米は乾いた状態で水に触れると、最初に触れた水を吸い込みやすいとされています。表面のほこりやゴミが浮いた水を長く浸したままにしておくより、さっと流して入れ替えたほうが、においの元を吸わせにくくなります。これは白米でも玄米でも同じ考え方です。
玄米の場合、白米には見かけない黒っぽい粒やもみがらが水面に浮いてくることがあります。これらは選別しきれなかったものなので、浮いてきたら水と一緒に流してしまいましょう。ありがちな失敗は、浮いたもみがらに気づかずに水だけを切ってしまうことです。ザルに上げる前に水面を確認すると取りこぼしが減ります。
具体的には、ボウルに玄米を入れて水を注ぎ、軽くひと混ぜしたらすぐに水を捨てる、を数回繰り返すイメージです。洗う回数を何回にするかはメーカーの資料に決まった数字がないため、水の濁りやゴミの浮き具合を見て判断してください。
もみ洗いは手のひらで軽く転がす程度で十分
流水で汚れを流したら、次はもみ洗いです。もみ洗いとは、玄米を両手ですくうように持ち、手のひらで軽くもむようにして表面の汚れを落とす洗い方を指します。パナソニックの案内でも、流水でさっと洗ったあとにもみ洗いをすることがポイントとして挙げられています。
もみ洗いが勧められる理由は、玄米の表面にある細かな汚れを、粒を傷つけずに落としやすいからです。白米のように手を立ててボウルの底に押しつけるやり方だと、力が一点に集中しやすく、硬い玄米でも割れが起きやすくなります。手のひら全体で包むようにすると、力が分散されて粒への負担が減ります。
やりがちな失敗は、もみ洗いという言葉から、洗濯物をもむような強い動きを想像してしまうことです。玄米同士をぎゅっとこすり合わせると、割れや表面の傷につながります。また、時間をかけすぎるのも考えものです。洗っている間も玄米は少しずつ水を吸うため、汚れた水の中で長くもみ続ける意味はあまりありません。
力加減の目安は、手のひらの上で粒がころころ動く程度です。もみ洗いを終えたら水を替えてすすぎ、水がおおむね透明に近づけば洗いは完了と考えてよいでしょう。白米ほど澄んだ水にはならないことも多いので、濁りを完全に消そうとしないのがコツです。
ゴシゴシ研いで粒を割ってしまう失敗
ここで、玄米を洗う工程でもっとも起きやすい失敗を整理しておきます。それは、白米と同じつもりでゴシゴシ研ぎ、粒を割ってしまうことです。パナソニックの公式コラムでも、手の力が強いと玄米が割れてしまうと注意されており、力加減は洗い方の中心的なポイントになっています。
割れた粒が混ざると、炊き上がりの食感がそろわなくなります。玄米はもともと白米に比べて水分を吸収しにくいお米ですが、割れた断面からは水が入りやすくなります。その結果、割れた粒はやわらかく、割れていない粒は硬いまま、という状態が一つの茶碗の中で起きやすくなります。
この失敗は、玄米を炊き始めたばかりの方より、むしろ白米を長年炊いてきた方に起きやすい傾向があります。研ぐ手つきが体に染みついているので、意識しないと同じ力で研いでしまうからです。また、玄米の濁りが取れないことを汚れが落ちていないサインだと思い込み、力を強めてしまうケースもあります。
原因は、研ぐ手つきをそのまま玄米に当てはめることと、濁りが取れないのを汚れ残りだと思い込むことです。対策は、流水でさっと洗い、手のひらで転がす程度のもみ洗いに切り替えること。洗い終わりにザルの玄米を見て、割れ粒が目立つなら次回はさらに力を弱めます。
対策はシンプルで、研ぐ動作をやめて洗う動作に切り替えることです。力を入れるほどきれいになるわけではない、と意識するだけでも割れはぐっと減ります。
水の濁りはどこまで取るべきか
玄米を洗っていると、水がうっすらと黄色や茶色っぽく色づくことがあります。これを見て、透明になるまで洗い続けたほうがいいのか迷う方は多いのですが、メーカーの資料には、何回洗えばよいか、どこまで透明にすべきかという具体的な基準は示されていません。案内されているのは、流水でさっと洗うことと、適度な力加減でもみ洗いすることです。
白米の研ぎ汁が白く濁るのは、表面に残ったぬかやでんぷんが水に溶け出すためと説明されます。玄米はぬか層をまとったままなので、洗っても白米のような変化はあまり起きず、透明になるまで洗うという目標そのものが立てにくいお米です。濁りを追いかけて洗い続けると、そのぶん力も時間もかかり、割れのリスクだけが増えてしまいます。
台所でありがちなのは、何度水を替えても色が残るので不安になり、洗う回数がどんどん増えていくパターンです。また、洗い終わりの水を見て汚れていると判断し、浸水の水まで頻繁に替えてしまう方もいます。浸水中の水の扱いは、メーカーや機種の案内に合わせるのが確実です。
目安としては、ゴミやもみがらが浮かなくなり、水が大きく濁らなくなったら洗いは終わりにして構いません。洗いに時間をかけるより、その後の浸水と水加減に気を配ったほうが、炊き上がりの差としては大きく出やすいからです。
浸水は何時間必要?夏と冬で目安が変わる理由

玄米は白米より水を吸いにくい
洗い終えた玄米で次に大切なのが浸水です。玄米の浸水が白米より長く必要だとされるのは、吸水のしやすさに差があるためです。パナソニックの公式コラムでは、玄米の浸水について「玄米は白米に比べて水を吸収しにくいため、たっぷりの水に長時間浸すことが大切です。」と説明されています。
理屈としては、白米はぬか層が削られているので、水が粒の中に入りやすい状態になっています。一方の玄米は、ぬか層が残ったままです。ぬか層が水の入り口をふさぐような形になり、粒の中心まで水が届くのに時間がかかります。炊飯中に十分な水が入りきらないと、中心のでんぷんが十分に加熱されず、芯が残ったような食感になります。
やりがちなのは、白米の感覚で洗ってすぐ炊飯ボタンを押してしまうことです。白米なら炊飯器の工程で吸水がある程度まかなえる場合でも、玄米ではそれだけでは足りないことがあります。とくに玄米コースのない炊飯器で白米コースを使う場合、この差が出やすくなります。
なお、玄米が何パーセントの水を吸うかといった具体的な数値は、ここで参照しているメーカーの資料には示されていません。数字で覚えるより、白米より時間をかけて浸すお米、と性質で覚えておくほうが実際の台所では役に立ちます。
目安は最低2~3時間、冬は5~6時間以上
では、どのくらい浸せばよいのか。パナソニックの公式コラムでは浸水時間の目安として「浸水時間の目安は、最低でも2~3時間、冬場の場合には5~6時間以上の浸水が理想です。」と案内されています。白米の浸水と比べると、ずいぶん長い時間が必要になることがわかります。
冬に長い時間が必要になるのは、水温が下がるとお米が水を吸う速さが落ちるためです。同じ時間浸しても、夏の水と冬の水では、粒の中心まで水が届くまでの進み方が変わります。冬場は水道水そのものが冷たく、台所の室温も低いので、夏と同じ感覚で浸すと吸水が足りなくなりやすいのです。
失敗しやすいのは、季節を問わず同じ時間で浸してしまうことです。秋口までは問題なく炊けていたのに、寒くなってから急に硬くなった、という場合は、浸水時間が季節に合っていない可能性があります。また、朝に浸して夜に炊くつもりが、予定が早まって短時間で炊いてしまう、というケースもよくあります。
パナソニックの公式コラムでは、玄米の浸水は最低でも2~3時間、冬場は5~6時間以上が理想とされています。夏場は雑菌が繁殖しやすいため冷蔵庫で浸水させるよう案内されています。ただし機種によっては浸水不要とする取扱説明書もあるため、手元の炊飯器の案内を優先してください。
浸水時間を確保するコツは、炊く時間から逆に段取りを組むことです。夜に炊くなら朝のうちに洗って浸しておく、と決めておくと、時間不足を防ぎやすくなります。
夏場は冷蔵庫で浸水させる理由
浸水時間が長い玄米ならではの注意点が、夏場の扱いです。パナソニックの公式コラムでは夏場の浸水について「夏場は気温が高く、雑菌が繁殖しやすいので、必ず冷蔵庫で浸水させましょう。」と案内されています。
白米の浸水は比較的短い時間で済むため、常温でも気にならないことが多いかもしれません。しかし玄米は最低でも数時間単位で水に浸すお米です。気温の高い季節に、水を張ったボウルや内釜を長時間台所に置いておくと、水温が上がり、においや傷みの原因になりやすくなります。冷蔵庫に入れるのは、水温を低く保って雑菌が増えにくい環境にするためです。
やりがちなのは、冬と同じ感覚で夏もシンクの横に一晩置いてしまうことです。また、内釜ごと冷蔵庫に入れようとして入らず、結局常温に戻してしまう、という方もいます。その場合は、ふた付きの保存容器やボウルにラップをかけて浸し、炊く直前に内釜へ移すと扱いやすくなります。
注意したいのは、冷蔵庫で浸水すると水温が低いぶん、吸水の進み方もゆっくりになる点です。冬場と同じように、時間には余裕を持たせておくと安心です。冷蔵庫から出した玄米を炊くときは、内釜に移してから玄米用の目盛りで水加減を合わせ直してください。
浸水不要と書かれた炊飯器もある
ここまで浸水が大切だと書いてきましたが、実は意外と知られていないのが、炊飯器によっては浸水が不要と案内されている機種もあることです。パナソニックの炊飯器SR-SJ101系の取扱説明書には、取扱説明書の記載として「本機はあらかじめお米を浸しておく必要はありませんが」と書かれています。続けて、浸してから炊く場合は炊飯ボタンを2度押しするとべたつきを抑えられる、とも案内されています。
同じパナソニックでも、公式コラムでは最低2~3時間の浸水を勧め、取扱説明書では浸水不要としている機種がある、というわけです。これは矛盾ではなく、炊飯器側に浸水の工程が組み込まれているかどうかの違いと考えると理解しやすくなります。玄米コースの中で時間をかけて吸水させる設計の機種なら、事前の浸水がなくても炊けるように作られています。
やりがちな失敗は、こうした機種でも念のためと長く浸し、さらに通常どおり炊いてしまうことです。吸水が重なって、べたついた炊き上がりになることがあります。2度押しの案内があるのは、そのための調整と読み取れます。
結局のところ、浸水の要否はメーカーや機種によって異なり、一律の正解はありません。手元の炊飯器の取扱説明書で玄米の項目を確認し、浸水不要と書かれていればそれに従い、浸水を勧める記載があれば時間を確保する、という順番で判断するのが確実です。
水加減は玄米用の目盛りで決まる|白米の目盛りで炊くと硬くなるわけ
内釜に玄米用の目盛りがある理由
玄米の水加減は、炊飯器の内釜にある玄米用の目盛りで合わせるのが基本です。パナソニックの公式コラムでは水の量について「水の量は、炊飯器に記載されている玄米用の目盛り位置まで水を入れましょう。」と案内されています。三菱電機の取扱説明書のレシピでも、玄米3カップに対して、水位目盛の玄米の3に水加減すると書かれています。
玄米専用の目盛りが別に用意されているのは、白米と玄米で必要な水の量が違うからです。玄米は水を吸いにくく、炊飯にも時間をかけるため、白米と同じ水の量では足りなくなりやすいと考えられます。メーカーはそれぞれの炊飯器の加熱の仕方に合わせて目盛りを設計しているので、その機種の玄米目盛りに合わせるのが、いちばん狙いどおりの炊き上がりに近づく方法です。
台所でありがちなのは、玄米目盛りがあることに気づかず、見慣れた白米の目盛りで水を合わせてしまうことです。内釜の目盛りは白米・無洗米・おかゆなど何種類も並んでいるので、見間違いも起きやすくなります。
コツは、水を入れる前に内釜を明るい場所で見て、玄米と書かれた目盛りの位置を確認しておくことです。合数の数字と、目盛りの種類の両方が合っているかを確かめると、水加減の失敗はほとんど防げます。
計量が不正確だとパサパサ・芯残りになりやすい
水加減と同じくらい大切なのが、玄米そのものの計量です。パナソニックの公式コラムでは、玄米は白米に比べて水分を吸収しにくいため、計量が不正確だとパサパサしている、芯が残ってかたいなど、炊き上がりが悪くなるおそれがあると説明されています。
目盛りは、決められた量のお米が入っていることを前提に設計されています。カップに玄米を山盛りにしたまま計ると、実際のお米の量が目盛りの想定より多くなり、相対的に水が足りなくなります。白米であれば多少の誤差は吸水でなじむこともありますが、玄米は水を吸いにくいぶん、この差がそのまま硬さや芯として出やすいのです。
やりがちなのは、袋から直接カップですくって、すりきらずにそのまま内釜へ入れることです。玄米は白米より粒がつるっとしていて、カップの上で山になりやすいので、意識してすりきらないと量がぶれやすくなります。また、炊飯器付属のカップではなく、料理用の計量カップで計ってしまうのも誤差のもとです。
計量は、炊飯器付属のカップで山盛りにすくい、菜箸などで平らにすりきるのが基本です。毎回同じ方法で計ることで、水加減を目盛りに任せられるようになります。
白米の目盛りで炊いてしまう失敗と1.5倍説
二つめの失敗パターンは、水加減を白米の目盛りで済ませてしまうことです。玄米コースのない炊飯器を使っている場合や、玄米目盛りを見落とした場合に起きやすく、炊き上がりが硬い、芯が残るという悩みの原因になります。
この話題になると、白米の1.5倍の水で炊けばよいという数字を見かけることがあります。ただし、ここで参照しているメーカーの資料には、白米の目盛りを基準に何倍の水を入れるかという記載はありません。1.5倍という数字は一般の記事で見られる説で、メーカーが示している値ではない、という点は押さえておきたいところです。
原因は、玄米が白米より水を吸いにくいのに、白米と同じ水の量で炊いてしまうことです。対策は、内釜の玄米用目盛りで水加減すること。玄米目盛りやコースのない炊飯器では、ネットの倍率を当てはめる前に、その機種の取扱説明書で玄米を炊けるかどうかを確認してください。
白米の目盛りで硬くなるのは、玄米に必要な水の量が白米とは違うためです。機種ごとに加熱の仕方も違うため、倍率を一律に当てはめても、手元の炊飯器で同じ結果になるとは限りません。
対策としては、まず手元の炊飯器に玄米目盛りと玄米コースがあるかを確認することです。両方あれば、それを使うのがいちばん確実です。どちらもない場合は、取扱説明書に玄米の炊き方が書かれているかを確認し、書かれていなければ鍋や圧力鍋など、玄米の炊き方が案内されている別の方法を検討するほうが失敗を減らせます。
メーカーごとの案内を並べてみると
ここまでの内容を、メーカーの資料ごとに並べてみます。同じ玄米でも、浸水の扱いや炊飯容量の上限など、メーカーや機種によって案内が異なることがわかります。
| 項目 | パナソニック | 三菱電機(NJXWA10JIB) | 日立(RZ-EG10J) |
|---|---|---|---|
| 洗い方 | 流水でさっと洗い、もみ洗い。力が強いと割れる | 軽く洗い、ゴミやもみがらを取り除く | 参照資料に記載なし |
| 浸水 | 公式コラムは最低2~3時間、冬は5~6時間以上。SR-SJ101系の取扱説明書は浸水不要 | 参照資料に記載なし | 参照資料に記載なし |
| 水加減 | 玄米用の目盛り位置まで | 玄米3カップで水位目盛の玄米の3 | 玄米の目盛りで(分づき米は分づき米の目盛り) |
| 玄米の炊飯容量 | 機種による | 3カップまで | 1.0〜4.0カップ(1.0Lタイプ) |
| そのほかの注意 | 浸水の指示は取扱説明書に従う | 玄米コースで炊込みはできない | 玄米の炊き上がり時間は65〜100分 |
表を見ると、洗い方は各社とも軽く扱う方向で共通していますが、浸水や容量の上限は機種ごとに違います。出典はパナソニックの公式コラム、三菱電機の取扱説明書、日立の取扱説明書です。手元の機種の取扱説明書で同じ項目を確認してみてください。
玄米コースは白米コースと何が違う?
低い火力でじっくり炊くプログラム
玄米を炊くときに使いたいのが、炊飯器の玄米コースです。パナソニックの公式コラムでは、玄米コースは玄米に最適な炊飯プログラムが設定されており、一般的に白米コースよりも低火力でじっくり炊くことでおいしい玄米ごはんがつくれる、と説明されています。
白米コースと分けられているのは、玄米が水を吸いにくいお米だからです。強い火力で一気に炊き上げると、粒の外側だけが先に煮えて、中心まで水と熱が届く前に炊飯が終わってしまうことがあります。低めの火力で時間をかけることで、ぬか層の内側まで水がしみこみ、中心のでんぷんまで火が通りやすくなる、という理屈です。
やりがちなのは、急いでいるからと玄米を白米コースや早炊きコースで炊いてしまうことです。炊飯時間が短くなるぶん、吸水と加熱の時間も削られるため、硬さや芯残りにつながりやすくなります。早炊きで玄米が炊けるかどうかは、取扱説明書に記載がある場合だけ使うようにしましょう。
玄米コースを選ぶときは、水加減も玄米目盛りに合わせるのがセットです。コースだけ玄米にして水は白米の目盛り、という組み合わせでは、プログラムが想定している条件と違ってしまいます。コースと目盛りの両方をそろえることを習慣にしてください。
炊き上がりまでの時間は白米より長い
玄米コースを使ううえで知っておきたいのが、炊き上がりまでの時間です。日立の炊飯器RZ-EG10Jの取扱説明書では、玄米の炊き上がり時間は65〜100分と記載されています。白米を炊く感覚で食事の直前に炊飯を始めると、食卓に間に合わないことがあるわけです。
炊飯に時間がかかるのは、前の項で触れたとおり、低い火力でじっくり水と熱を通すプログラムになっているためです。この時間には、炊飯器の中での吸水や蒸らしにあたる工程も含まれていると考えられます。時間に幅があるのは、炊く量や水温、室温などの条件によって変わるからでしょう。
台所でありがちなのは、浸水に数時間かかることは意識していても、炊飯そのものにも時間がかかることを見落としてしまうケースです。浸水を終えてから炊飯ボタンを押したら、思ったより炊き上がりが遅かった、ということになりがちです。
段取りのコツは、浸水時間と炊飯時間を合わせて考えることです。炊飯器に予約機能があれば、取扱説明書で玄米コースが予約に対応しているかを確認し、対応していれば活用すると便利です。予約の可否や設定方法は機種によって異なるため、ここでも手元の取扱説明書が判断の基準になります。
玄米コースで炊込みができない機種もある
玄米で炊き込みご飯を作りたいと考える方もいるでしょう。ただし、三菱電機のNJXWA10JIBの取扱説明書には、玄米コースで炊込みはできない、という記載があります。白米なら炊込みコースがあっても、玄米では同じことができない場合があるのです。
理由として考えられるのは、玄米コースが長い時間をかけて低い火力で炊くプログラムだという点です。具材や調味料を入れると、水の性質が変わったり、具材から出る水分で水加減がずれたりします。玄米は水加減のずれに敏感なお米なので、メーカーが想定していない使い方をすると、炊き上がりが安定しにくくなります。
やりがちなのは、白米の炊込みと同じ感覚で、玄米に具材と調味料を入れて玄米コースのボタンを押してしまうことです。取扱説明書で禁止されている使い方をすると、炊きムラだけでなく、吹きこぼれや焦げつきなどのトラブルにつながるおそれもあります。
玄米で混ぜご飯を楽しみたい場合は、炊き上がった玄米に具材を混ぜる方法なら、炊飯の工程に影響を与えずに済みます。
浸水工程の有無は取扱説明書に従う
玄米コースを使うときにもう一つ確認したいのが、浸水工程の扱いです。パナソニックの公式コラムでは、炊飯器によっては浸水時間に指示があるもの、浸水工程が不要なものがあるので、取扱説明書に従うよう案内されています。
玄米コースの中に、あらかじめ吸水の時間を組み込んでいる機種があるのはすでに触れたとおりです。こうした機種では、事前に浸水しなくても玄米コースの中で水を吸わせる設計になっています。反対に、事前の浸水を前提にプログラムが組まれている機種では、浸水をとらないと吸水が足りなくなることがあります。同じ玄米コースという名前でも、中身の設計は機種ごとに違うのです。
やりがちなのは、以前使っていた炊飯器の習慣をそのまま新しい炊飯器に持ち込むことです。前の機種では長く浸水していたのに、新しい機種は浸水不要の設計で、べたついてしまった、ということが起こりえます。逆のパターンでは、浸水を省いて芯が残ることもあります。
炊飯器を買い替えたときや、初めて玄米を炊くときは、取扱説明書の玄米の項目を最初に読んでおくのが近道です。浸水の要否、水加減の目盛り、炊飯容量の上限、使えないコースの組み合わせ、の四つを確認しておけば、大きな失敗はかなり防げます。
炊き上がりが硬い・芯が残るときはどこを見直す?
洗い方:割れ粒と洗いすぎをチェック
玄米が思ったように炊けなかったときは、工程を一つずつさかのぼって原因を探すのが近道です。最初に見直したいのが洗い方です。パナソニックの公式コラムでも、手の力が強いと玄米が割れてしまうと注意されており、洗い方は炊き上がりの食感に直結します。
洗い方で起きる問題は、大きく二つに分かれます。一つは、力を入れすぎて割れ粒が増え、食感にばらつきが出るケースです。もう一つは、汚れた水の中で長く研ぎ続け、においを吸わせてしまうケースです。どちらも、研ぐ動作を洗う動作に切り替えることで改善できます。
台所での見分け方としては、炊き上がりの中にやわらかく崩れた粒と硬い粒が混ざっていれば、割れ粒が原因になっている可能性があります。全体がぬかくさく感じる場合は、最初の水を手早く捨てていなかったかを振り返ってみてください。
見直しのコツは、次に炊くときに洗い方だけを変えてみることです。一度に複数の工程を変えると、どこが効いたのかわからなくなります。流水でさっと洗い、手のひらで軽くもみ洗いする方法に統一し、浸水と水加減は前回と同じにして比べると、洗い方の影響が見えやすくなります。
浸水:時間と季節が合っているか
次に見直したいのが浸水です。玄米は白米に比べて水を吸収しにくいため、浸水が足りないと硬さや芯残りの原因になります。パナソニックの公式コラムでは最低でも2~3時間、冬場は5~6時間以上が理想とされています。
炊き上がりが全体的に硬く、噛むと中心に芯を感じるなら、浸水時間が足りていない可能性があります。とくに季節の変わり目は要注意です。水温が下がると吸水の進み方がゆっくりになるため、夏と同じ時間では足りなくなります。冷蔵庫で浸水している場合も、水温が低いぶん同じことが起こりえます。
ただし、ここで忘れてはいけないのが、浸水不要と案内されている機種もあることです。そうした機種では、浸水を長くしたことがかえってべたつきの原因になる場合があります。硬いのかべたつくのか、炊き上がりの状態で見直す方向が変わる点を押さえておきましょう。
見直すときは、まず手元の炊飯器の取扱説明書で浸水の扱いを確認し、浸水を勧める機種なら時間を季節に合わせて延ばしてみます。炊いた日の浸水時間と炊き上がりの感想をメモしておくと、自分の台所に合った時間が見つけやすくなります。

水加減と計量:目盛りの種類とすりきり
三つめは水加減と計量です。パナソニックの公式コラムでは、計量が不正確だとパサパサしている、芯が残ってかたいなど、炊き上がりが悪くなるおそれがあると説明されています。水加減は炊飯器の玄米用の目盛り位置まで、が基本です。
水加減の問題は、見落としやすいわりに影響が大きい部分です。目盛りの種類を取り違えていないか、合数の数字が玄米の量と合っているか、内釜を傾けた状態で水を見ていないか、といった基本的なところでずれが起きやすくなります。計量では、カップの山盛りをすりきっていないことが、水不足につながる典型的なパターンです。
パサパサした炊き上がりなら、水が足りていない可能性を疑います。白米の目盛りで水加減していなかったか、玄米を多めに入れていなかったかを確認してみてください。逆にべたつくなら、浸水の重ねすぎや、水を目盛りより多く入れていなかったかを見直します。
①洗い方:力を入れて割れ粒を作っていないか
②浸水:取扱説明書の指示どおりか、季節に合った時間か
③水加減と計量:玄米用の目盛りか、カップはすりきったか
④コース:玄米コースを選んだか、炊飯容量の上限を超えていないか
水加減は、内釜を平らな場所に置き、目線を目盛りの高さに合わせて確認するのが基本です。
コース選びと炊く量の上限
最後に見直したいのが、炊飯コースと炊く量です。玄米コースは白米コースより低い火力でじっくり炊くプログラムと案内されており、白米コースや早炊きで代用すると、吸水と加熱の時間が足りなくなりやすくなります。
また、炊く量の上限も確認しておきたいポイントです。三菱電機のNJXWA10JIBでは玄米の炊飯容量は3カップまで、日立のRZ-EG10J(1.0Lタイプ)では玄米は1.0〜4.0カップとされています。白米なら同じ炊飯器でもっと多く炊ける場合があるため、白米と同じ感覚で玄米を多めに入れてしまうことがあります。上限を超えると、炊きムラや吹きこぼれの原因になるおそれがあります。
台所でありがちなのは、週末にまとめて玄米を炊こうとして、内釜いっぱいに入れてしまうケースです。白米の最大目盛りを基準にしていると、玄米では上限を超えていることに気づきにくくなります。
見直しのコツは、取扱説明書の仕様のページで、白米と玄米の炊飯容量をそれぞれ確認しておくことです。多く炊きたいときは上限内で回数を分けて炊けば、毎回同じ条件で炊けるので、炊き上がりも安定します。
生活スタイル別・玄米を洗って炊くまでの段取り
朝ごはんに炊きたての玄米を食べたい人
朝に炊きたての玄米を食べたい方は、前の晩のうちに洗いと浸水を済ませておく段取りが向いています。浸水には最低でも2~3時間、冬場は5~6時間以上が理想とされているため、朝に洗ってすぐ炊くのでは時間が足りないからです。
夜に洗った玄米を一晩置く場合、気をつけたいのが季節です。夏場は気温が高く雑菌が繁殖しやすいので、パナソニックの公式コラムでは冷蔵庫で浸水させるよう案内されています。夏はふた付きの容器で冷蔵庫に入れ、朝に内釜へ移して玄米用目盛りで水を合わせ直すと扱いやすくなります。冬場であっても、暖房の効いた部屋に長時間置くのは避けたいところです。
また、炊き上がりまでの時間も考えておく必要があります。日立のRZ-EG10Jでは玄米の炊き上がりに65〜100分かかるとされているので、起きてから炊飯ボタンを押すと朝食に間に合わないことがあります。予約機能が玄米コースに対応していれば、それを使うのが便利です。
注意したいのは、浸水不要の機種で、夜から浸したうえで予約炊飯をすると、吸水が重なってべたつく可能性があることです。予約炊飯の可否や浸水の扱いは、機種の取扱説明書で確認してから段取りを組みましょう。
仕事から帰って夜に炊く人
夕食に玄米を炊きたい方は、朝のうちに洗いと浸水を始めておく段取りが向いています。日中に浸水時間を確保できるので、帰宅後すぐに炊飯を始められます。冬場の5~6時間以上という目安も、朝から夕方までの時間なら無理なくまかなえます。
ただし、日中は台所を離れることが多いため、夏場の常温浸水は避けたいところです。朝に洗った玄米をふた付きの容器に入れて冷蔵庫で浸水させておけば、帰宅後に内釜へ移して炊くだけで済みます。冷蔵庫で長く浸水した玄米は水温が低い状態なので、目盛りでの水加減はあらためて正確に合わせてください。
やりがちなのは、浸水したことに安心して、炊飯の時間を計算に入れ忘れることです。帰宅してから玄米コースで炊くと、炊き上がりまで時間がかかるので、その間におかずを作るなど、段取りを組み合わせると待ち時間が気になりにくくなります。
平日に毎回炊くのが負担なら、休日に炊いた玄米を小分けにして保存しておく方法もあります。ただし、炊いたご飯の保存期間は食品衛生にかかわるので、自治体や公的機関の案内を確認したうえで、早めに食べきるようにしてください。
鍋や土鍋で玄米を炊きたい人
炊飯器に玄米コースや玄米目盛りがない場合や、鍋で炊いてみたい方もいるでしょう。鍋や土鍋で炊く場合も、洗い方の考え方は同じです。流水でさっと洗い、手のひらで軽くもみ洗いする。粒を割らない力加減で扱う。この基本は道具が変わっても変わりません。
違ってくるのは、浸水と水加減、火加減の考え方です。炊飯器のように玄米用の目盛りやプログラムが用意されていないため、水の量も火の入れ方も自分で調整する必要があります。玄米は白米より水を吸いにくく、低い火力でじっくり炊くことが大切だという理屈を踏まえておくと、鍋の火加減を考えるときの手がかりになります。
鍋で炊くときにありがちなのは、白米と同じ感覚で強火のまま一気に炊き上げてしまい、外側だけが煮えて芯が残ることです。鍋での具体的な水の量や火加減、時間の目安は、玄米を鍋で炊く方法を詳しくまとめた記事で整理しています。

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土鍋や圧力鍋を使う場合は、それぞれの道具の取扱説明書に玄米の炊き方が載っていないかを先に確認しておくと安心です。
分づき米や発芽玄米も気になる人
玄米の硬さが気になる方の中には、分づき米や発芽玄米に興味を持つ方もいるでしょう。精米は、玄米のぬか層の全部または一部を取り除いて精白したもの、と消費者庁の資料で定義されています。ぬか層を一部だけ残したのが分づき米で、玄米と白米の中間にあたるお米です。
分づき米は、ぬか層を一部削っているぶん、玄米よりは水を吸いやすくなると考えられます。そのため、炊き方も玄米とは分けて案内されることがあります。日立のRZ-EG10Jの取扱説明書では、分づき米は分づき米の水位目盛で水加減し、コースは玄米を選んで炊くよう案内されています。目盛りとコースの組み合わせが、玄米とも白米とも違う点に注意が必要です。
発芽玄米は、玄米とはまた扱いが異なるお米です。違いや炊き方は別の記事で詳しく説明しています。

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まとめ|玄米の研ぎ方は洗い方より浸水と水加減で差がつく
玄米の研ぎ方で迷ったら、研ぐという言葉を洗うに置き換えるところから始めてみてください。力を抜いてさっと洗えば、洗いの工程はそれで十分です。炊き上がりの差が出るのは、その後の浸水と水加減、そして玄米コースの使い方です。浸水が必要かどうかは機種によって違うので、最初の一歩として、手元の炊飯器の取扱説明書で玄米の項目を開き、浸水の扱いと玄米用目盛りの位置を確かめておきましょう。それだけで、硬い、芯が残るといった失敗の多くは防げるはずです。
※炊飯器の仕様や案内は機種・年式によって異なります。最新情報は各メーカーの取扱説明書・公式サイトでご確認ください。

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